職員レポート ことばと発達の相談室〜卒業おめでとうございます〜

3月の卒業式の季節を迎えました。  今年は世界的に感染が拡大している新型コロナウィルスの影響で、楽しみにされていた卒業式が縮小や中止となり、残念な思いをされている方々を思うと、心が痛みます。
 そんな今年の春に、本会が実施している「ことばと発達の相談室」を長い間利用されていたA子ちゃんが、相談室を卒業されました。

  私がこの事業を担当しA子ちゃんに初めて会ったのは、5年前になります。お母さんに抱っこされA子ちゃんが社協の窓口にやってきました。「こんにちは」と声をかけると、恥ずかしそうにお母さんにしがみついて顔を見せてくれませんでした。それからも小さなA子ちゃんは、いつもお母さんに抱っこされ相談室にやってきました。時々、ベビーカーに乗ってくることもありました。
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 ある日の相談日、A子ちゃんがいつものようにお母さんに抱っこされ、足にはピカピカと光るピンクの運動靴を履いて来ました。「ピンクの靴カワイイですね」と声をかけると、A子ちゃんは可愛らしい足を突き出して、靴を見せてくれました。お母さんの顔も笑顔になり「そうですか?まだリハビリ中なんですけどね。初めて靴を買って履いてみたんです!!」と、A子ちゃんを見るお母さんの眼差しは優しくて、とても嬉しそうでした。

  今年の2月の相談室が終わった後、お母さんから突然、「娘は今年の春、小学校に入学するので、相談室は今日で終わりにしたいと思います。ありがとうございました。」とお話がありました。いつも元気で、笑顔を絶やさないA子ちゃん親子から、多くの事を学ばせて頂いたり、元気をもらっていた事に感謝し「こちらこそ、ありがとうございました。」と感謝の気持ちを伝えました。
  最後の相談室を終え、いつものように楽しそうに帰る2人の後姿を見送り、A子ちゃんの成長を嬉しく思いながらも、もう会えないのかなと思うと寂しい気持ちになりました。

 そんな私の様子を見ていた同僚から「出会いがあれば、必ず別れが来るんだね。でも嬉しい別れだね。」と言葉をかけられました。またいつか会える日を楽しみにしています。

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<ことばと発達の相談室のご案内>
 この相談室は「ことばが遅い・上手に発音できない・落ち着きがない・他の子とうまく遊べない・
耳の聞こえが悪いのでは?」といった不安を抱えるお子さんやそのご家族を対象に言語聴覚士が
指導・助言を行い心身の成長を支援します。
  
・ 相談日    毎週金曜日の9:30〜18:30(事前予約制)で、1人1時間 1日5人まで利用出来ます。
・ 場 所  神栖本所又は、波崎支所で開催しています。
            ※利用時に1回500円を教材費として頂いています。
 ・相談窓口 
  神栖市社会福祉協議会 神栖本所 TEL: 0299-93-0294 (担当 大川) 
            波崎支所 TEL: 0479-48-0294 (担当 横田) 


相談室の利用実績は、こちらをクリック

 
〈波崎本所 地域福祉推進センター Y〉
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