社協新人レポート 〜福祉教育出前講座〜

  新人の川田です。第3弾の新人レポートは、神栖市社協で実施している“福祉教育出前講座”です。

 神栖市社協では、市内の各小中学校や企業を対象にテーマに応じた福祉教育出前講座を行っています。出前講座の内容は、車いす・高齢者疑似等の体験や高齢者や障害者との交流のなかで福祉について学ぶものなど様々なプログラムを用意しています。
 出前講座を通じて、地域で生活している高齢者や障害者の思いを感じてもらうことで受講される皆様が、“福祉”への関心を高められることを目的としています。
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rookie.report.fk.002.png   私がある小学校の出前講座に同行したときの話です。この日は低学年を対象にシニアクラブの会員と昔の遊びの体験を通じて交流するというプログラム。メンコやお手玉、紙ひこうき作りやカルタ等やったことがある児童もない児童もシニアクラブの会員との交流を楽しんでいる様子でした。

 そんな中ある児童がお手玉をしていてシニアクラブの会員がつきっきりで教えていました。その児童はなかなかお手玉が上手にできず何度も挑戦していました。周りの児童は自分ができることをシニアクラブの会員に自慢げに話しかけていました。それでもめげずに挑戦していると、次第にシニアクラブの会員の指導にも熱が入り、気がつくと二人とも汗だくでお手玉に熱中していました。すると二人の熱意を感じてか別の児童が近づいてきて何度もお手玉を挑戦していた児童の横に立ち「こうすればできるよ」と話しかけながら見本になるようにお手玉を始めました。

 結果としては最初にお手玉をしていた児童は最後まで上手にはできませんでした。しかしその児童が最後まで諦めずにお手玉に挑戦し続けることができたのは、シニアクラブの会員の児童に対して熱心に関わる気持ちが他の児童にも伝わり、児童同士の助け合いが生まれたからだと思います。
 
 福祉教育出前講座では、社協職員や地域の協力サポーターと受講した方だけの関係ではなく、受講した方同士がお互いを思いやり、助け合うことにより福祉についての関心を深められる機会なのだと思います。
 私も自分なりの福祉とは何かを日々考え神栖市社協の職員として、人や地域とのつながりを大切にしながら仕事をしていきたいと思います。
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出前講座の様子


 本所地域福祉総合相談センター 川田
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