《報告》第253回地域ネットワーク勉強会を開催しました。

◆日時:平成31年2月28日(木)
      午後7時〜午後9時

◆テーマ:「知って安心、精神科病院の医療相談室の役割」

◆講 師:門前 明久氏
  【みやざきホスピタル 精神保健福祉士】 

◆参加者:40名
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 今月の勉強会は、稲敷市の精神科病院みやざきホスピタルの門前さんをお招きして、病院の医療相談室の役割についてお話しいただきました。
 医療相談室には、患者、家族、関係機関等から相談を受ける総合窓口的な役割があります。
 相談員は、患者本人・家族との信頼関係を築き、本人から支援関係者との情報共有の同意を得るという2つの原則のもと、本人の希望を大切にして、面接・電話・訪問を通して、継続治療に向けたサポート・病院からの情報通訳・支援ネットワークの構築・各種制度や地域の支援サービスの情報提供をします。

 初めての精神科受診の際に、医療相談室でよく受ける相談として、下記のような内容があります。精神科等への受診を悩んでいる場合は、お気軽に医療相談室へ相談してもらいたいとのことでした。

・本人が受診を希望していません。家族が受診して相談できますか。
(回答)可能です。医師との相談は自費(保険適用外)です。医療相談室の職員への相談は無料です。

・認知症かどうか検査・確定診断を受けたい。
(回答)MRI・SPECT等の医療機器はありませんが、診察や各種検査のなかで診断します。

・発達障害かどうか確定診断を受けたい。
(回答)受診したその日に確定診断できないこともあります。必要に応じて検査をし、継続して診療していただきます。

・セカンドオピニオンをお願いしたい。
(回答)原則1回の診察で判断するため、通院中の主治医の紹介状をご持参ください。自費(保険適応外)となります。

・受診する前に、どんな病院なのか見学したい。
(回答)相談室の職員がご案内します。病棟の見学は医師の判断となります。

・小・中学生の受診はできますか。
(回答)高校生(16歳)以上を対象として診療しています。

 また、病院では患者本人の相談・希望を最も大切にしていますが、ご家族や支援関係者から、主治医に伝えたいことや、配慮してもらいたいことがあるときは、そうした客観的情報も大切なことから、医療相談室が窓口となって主治医に中継してます。
 地域の関係機関と連携した支援については、受診を中断してしまったケースの保健所との情報共有によるフォローや、薬の飲み忘れを防止する訪問看護の訪問日の調整で連携を図ったケース等、事例をもとにわかりやすくお話しいただきました。

 最後にみやざきホスピタルのカウンセリング(心理相談)の利用方法について、初診でも他の医療機関の精神科・心療内科を受診している場合でも、最初にみやざきホスピタルの精神科・心療内科を受診して医師に相談してからとなります。他の精神科・心療内科を受診している方は、受診先の紹介状を用意する必要があります。
・実施時間 毎週月曜日(第5は除く)、第2,4水曜日の9時〜12時、13時〜15時
・料金(税込)初回 50分5,940円、2回目以降30分3,780円、50分5,940円

 詳しくはみやざきホスピタルをご覧ください。
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