《報告》第252回地域ネットワーク勉強会を開催しました

IMG_275410.JPG  ◆日 時:平成31年1月28日(月)
      午後7時〜午後9時

 ◆テーマ:発達障害のある子へのサポート方法

 ◆講 師:海老原 朱美氏
  【茨城県発達障害者支援センターあい 臨床発達心理士】 

 ◆参加者:94名


 発達障害療育者研修スキルアップ講座(全2回)1日目との合同として開催した今回の勉強会では、発達障害のある子の特性やサポート方法について事例を交えてお話いただきました。

 発達障害のある子は、匂う、見る、聞く、触れる、味わうという感覚にアンバランスさがあるため、指を指した方向に顔を向けられない、他者が気にならない音も気になってしまうなど、見え方や感じ方が他の子たちと異なる部分があります。
 支援者は、その子の特性を把握し、見立てをすることから支援が始まります。そのためには、関わりの中から何が得意で何が不得意なのか、どのような環境・場面が苦手なのかについて把握することが大切です。そして、それらの情報を元に対応・配慮を検討し、実践していくことで、その子に合ったサポート方法を見つけていきます。
 例えば、幼稚園で先生が絵本の読み聞かせていると、よそ見をしたり、寝転がったりと注意散漫になる子の場合、座席を先生の近くにして集中できる環境を用意するなど、その子の特性に合わせたサポートを行うことで、最後まで話を聞くことができることがあります。
 大切なのは、その子の特性や発達を尊重し、サポート方法が適切であったかを検討し、より良いものに更新していくことであり、その繰り返しが発達障害のある子の生活のしやすさに繋がるということです。
 また、支援者であっても、心配や不安から生まれる「イライラ」や「怒り」等の感情は、自分の中に当然にあるもので、自分を守るために必要な感情ですが、怒りとして表出される感情と上手に付き合うスキル(アンガーマネジメント)を身につけることも、支援者として必要であるということをうかがいました。 
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