《報告》第249回地域ネットワーク勉強会を開催しました

◆日 時◆ 平成30年10月26日(木) 午後7時〜午後9時

◆テーマ◆ 市内の身近なひきこもり相談窓口と取り組みについて

◆講 師◆ 神栖市就労支援相談員
       (ひきこもりの方の就労・自立相談)
      障がい者就労支援センターコンパス
       (居場所の取り組み)          佐藤 節子氏
      こころの相談・生活困窮者自立支援事業相談員
       (神栖市社協)             鴨川 和明

◆参加者◆ 30名

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 【佐藤節子相談員】    【鴨川和明相談員】

 「ひきこもり」をテーマとした3回連続講座の最終回となった今回の勉強会は、
 /誓柑圓僚∀支援相談(引きこもりの方の就労・自立支援)の相談員であり、これまでの相談経験をもとに、障がい者に限らずに引きこもりの方も受け入れる障がい者就労支援センターコンパスを自ら立ち上げ、引きこもりの方の相談支援にあたる佐藤相談員と、コンパスを利用するひきこもり当事者のお話。
 ⊃誓柑埃匐┐実施する生活困窮者自立支援事業(引きこもりの方も対象とする就労・生活支援)の鴨川相談員のお話。
 J拔会参加者のみなさんと相互に意見交換。
という形で進行しました。

 ―∀支援相談(ひきこもりの方の就労・自立相談)は、当事者との対話から、やりたいことがあってもできないという方には、その進路に向かって本人の背中を押すようなサポートをしています。
 何をしたらよいかわからない、何から始めたらよいかわからないという「生きる力」が弱くなっている方には、「障がい者就労支援センターコンパス」を居場所として活用することを勧めています。コンパスでは障害者の就労支援とあわせて、ひきこもり支援として障害者手帳がない方も受け入れており、農作業や内職などの軽作業を体験してもらうことで、自分の得意、不得意な作業を知り、できることを継続することで、自分に自信を持てることにつながり、良い効果を生んでいるということです。
 また過去に3年間の引きこもり期間のあった当事者でコンパスの利用者の方が、佐藤相談員と一緒に来てくれて、これまでの身の上を話してくれました。障害を抱えて何度も自暴自棄になったけれども、自分自身の節目で「人生をやり直す」という強い思いを持ったことで、コンパスにつながって目の前の作業をこなしていくなかで、人の役に立ちたいという思いが芽生えたというお話を伺うことができました。中でも限られた人生の中の大切な時間を自分や家族のためにどう使うべきか考えた。ということを話されていたのが印象に残りました。
 鴨川相談員からは、生活に困窮する人の経済的な問題だけでなく、ひきこもりの方や、就労経験がなくて働くために何から始めたらよいのかわからない人たちに、就労のための情報提供や、ハローワークへ同行するなど、ご本人に合わせたサポートをしている生活困窮者自立支援事業について事例を交えて説明がありました。
 その他の社協の取り組み、市内のひきこもり、不登校支援機関について情報収集した内容を事務局で説明し、最後の30分間は参加者のみなさんからもお話を伺うスタイルをとり、引きこもっている家族についての悩みや、支援者側からのご意見をいただくことができ、有意義な時間となりました。最後に佐藤相談員より、「引きこもりは引きこもり本人の問題ですが、その本人にきちんと向き合う人が必要。」ということが伝えられました。

神栖市内で引きこもり支援を実施している機関(上記の機関)

○神栖市就労相談(引きこもりの方の就労、自立相談)

○障害者就労支援B型事業所コンパス(居場所の取り組み)

○神栖市社協 生活困窮者自立支援事業(引きこもりの方も対象とする就労・生活支援)

○神栖市社協 こころの相談室(精神障害等の相談室)


神栖市内で引きこもり支援を実施している機関(勉強会の中で紹介した機関)

○神栖親の会ひまわり(引きこもりの親の会)

○NPO法人ゆうゆうミネルヴァ(居場所の取り組み、カウンセリング)
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