《報告》第248回地域ネットワーク勉強会を開催しました

◆日 時◆ 平成30年9月26日(水) 午後7時〜午後9時

◆テーマ◆ 保健所のひきこもり相談・家族教室の取り組み

◆講 師◆ 茨城県潮来保健所 保健指導課 係長 野澤由美子氏(保健師)
        ひきこもり家族教室 はっぴー三水会 アドバイザー高橋眞利子氏
        (全国webカウンセリング協議会茨城支部 めだかの学校代表)

◆参加者◆ 33名

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     【潮来保健所 野澤保健師】      【アドバイザー高橋先生】

 「ひきこもり」をテーマとした3回連続講座の2回目となる今回の勉強会は、地域のひきこもりの相談窓口である保健所での取り組みについて、野澤保健師にお話し頂きました。
 また保健所のひきこもり家族教室のアドバイザー 高橋先生からは、ご自身が家族教室を通して関わっているケースへの支援対応を参加者に伝えて頂きました。

 野澤保健師からは、潮来保健所でのひきこもりの取り組みとして、医師による専門相談(月1回 予約制 概ね1時間)と、保健師が随時対応する一般相談(電話・窓口・訪問)とあわせて、月1回の家族教室「はっぴー三水会」について説明していただきました。
 ひきこもり家族教室では、家族同士でお互いに情報共有するだけでなく、アドバイザーが入って最近のひきこもり支援の動向を学んでいます。また当事者の気持ちや関わり方を学ぶために、現実に起きそうな場面設定をして、複数の家族がそれぞれの役を演じる疑似体験を通じて、その場面に遭遇したときに適切な対応がとれるような学習の場を設けていることが伝えられました。

 家族教室の高橋先生からは、年齢もひきこもりとなった要因も違う3件の事例について紹介がありました。先生は当事者の思いに気持ちを巡らせて、当事者が自分の気持ちを表に出せるようにするために、いずれのケースも相談者(親)に、適切な家族関係を新しく築く必要があることをアドバイスされていました。
 ひきこもり当事者は、自分の現状を申し訳ないという思いと、周囲への恨みつらみという、大きく分けてふたつの思いを行ったり来たりして苦しんでおり、そこへ当事者の一番身近な存在である家族(親)が、当事者をひとりの人間として尊重した関わりを持ち、当事者が安心できる存在になることが、解決の足がかりになるというお話をうかがえました。

 はっぴー三水会(さんすいかい)
 ■日 時:毎月第3水曜日 13:30〜15:30
 ■場 所:潮来保健所 1階 中会議室
 ■対 象:ひきこもり者を支える家族など
 ※申込みは潮来保健所 保健指導課 担当:野澤保健師 電話0299−66−2174

[潮来保健所ひきこもり相談]
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