★社協職員レポート 〜派遣で培ったことを活かして〜

  神栖市社会福祉協議会では、労働者派遣事業として、神栖市役所の健康福祉部内の4課、社会福祉課・地域包括支援課・障がい福祉課・子ども福祉課に社会福祉士や精神保健福祉士の資格を持った職員を派遣し、専門性を活かした福祉相談業務に従事する取り組みを進めています。

  私は、平成27年4月から派遣されていた障がい福祉課で、主に精神保健福祉業務の相談対応に従事していました。市民の方からの相談に加え、医療機関や他の行政機関、健康福祉部内・外からの相談もありました。多いときには1日5件以上の対応依頼が入り、次々に訪問に行ったことや、サービスや制度に結びつかず、どうして良いのか分からずに悩んだ事も数多くありました。

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  今年の4月からは社協事務局に戻り、波崎支所地域福祉推進センター所属のコミニティーソーシャルワーカーとして、市民の皆様の不安や悩み、生活課題に耳を傾け、地域の方々をはじめ関係機関と連携しながら、日々の業務にあたっています。
  また、通常のこころの相談室に加え、今年の1月からは、「波地区のはさき東ふれあいセンター」で、こころに不安を抱える方やそのご家族などの悩みをお聞きする月1回の移動相談室を開設し、私が担当になりました。 ご本人やご家族、医療機関から寄せられる相談の中で、私が感じることは、複数名の方が課題を抱えている世帯、相談内容が多岐に渡るケースなど複雑・多様化していることです。

  先日、一つの相談が入りました。早速ご自宅に訪問し、軽度の認知症状がある高齢の親、精神障害が疑われる子の医療と就労、金銭管理など複数の課題を抱えている世帯でした。まずは、現状のサービスや制度で解決できることはないかを考え、関係機関に連絡をいれ情報収集を行いました。チーム支援が必要な世帯であったため、地域包括支援センター、健康増進課、障がい福祉課が集まってのケース会議により情報の共有を図るとともに、生活課題の解決に向けた役割分担を確認し支援にあたりました。
  このように一つの機関で解決が出来ないときは、他機関に協力を求めますが、どのようなプランや道筋を立てるかは、個人のマネジメント能力や経験値が試されます。


  障がい福祉課で幾多のケースを対応した3年間は、長くもあり短くもありました。その中で得た障害全般における制度や福祉サービスはもちろん、相談対応を通じた地域の社会資源や関係機関との連携は、自分自身の勉強でもありました。行政と社協との守備範囲の違いもありますが、そこで培った経験や関係機関とのパイプを強みとして、社協業務でも最大限活かしていきたいと思います。


支所地域福祉推進センター O
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