《報告》第246回地域ネットワーク勉強会を開催しました

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  平成30年7月23日(月)
   午後7時〜午後8時30分
◆テーマ◆
  脳血管障害やけが等による《高次脳機能障害》
   障害の特性と支援センターの取り組みについて
◆講 師◆
  山中俊広氏(支援コーディネーター)
   茨城県高次脳機能障害支援センター
◆参加者◆30名


 高次脳機能障害は、脳血管障害や交通事故などにより脳がダメージを受けることで、記憶や注意、行動、感情などの機能に障害が残る状態です。
 症状によりますが、適切な訓練や支援を受けることで、徐々に改善する可能性が高まります。

  具体的な支援方法として…
・「新しいことを覚えられない」「約束を忘れてしまう」記憶障害には
 情報を紙に書いて伝える、 スケジュール表やチェックシートなどを活用して記憶を補う。
・「注意が散漫」「二つのことを同時にできない」注意障害には
 一度に多くの作業を させず、一つ一つ行う、注意事項を目に付く場所に貼っておく。
・「計画を立てて行動できない」「約束の時間に間に合わない」遂行機能障害には
 手順書やメモなどを活用する、決断しやすいように選択肢を用意する、やることを本人に言葉に出して確認してもらう。
・「コミュニケーションがうまくとれない」、「感情をコントロールできない」社会的行動障害には
 不適応を起こしたときは話をじっくりと聞く。また良い行動はフィードバックする。

 このように、相手の特性に合わせた声かけや生活しやすい環境を整えることで、障害は少しずつ回復していき、安定した生活に繋がっていきます。そのためには、家族や支援者など周囲の人が、障害の特性を理解し、本人のペースに合わせた関わりが大切になります。

 茨城県高次脳機能障害支援センターでは、県内唯一の高次脳障害の支援拠点として、〜蠱婿抉隋↓⊃雄牋蘋、I甬攘屡、ぅ優奪肇錙璽の構築を柱に本人や家族、関係機関に対して様々な事業を展開しています。中でも、モバイル型支援は、本人、家族はもちろん支援事業所からの相談にも応じ、課題が発生している現場(自宅や施設など)に訪問し、解決に向けてサポートしています。
 講師の山中さんは『高次脳機能障害を抱える方が安心して地域生活を送れるよう、支援機関と顔の見える関係を作り、支援経験や連携を深めながら、支援のムードを高めていきたい。』と締めくくりました。

茨城県高次脳機能障害支援センター ホームページはこちら
住所:茨城県稲敷郡阿見町阿見4669−2(県立医療大学敷地内)
電話:029−887−2605
開設時間:月〜金曜日 午前9時〜午後5時(祝日・年末年始を除く)
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