★社協職員レポート 「地域のみなさんに支えられて」

 先日、社協の窓口に手作りのアイマスク25枚が届けられました。 見れば、今子どもたちに人気のキャラクター、ミニオンズのプリント布地を用いた素敵なアイマスクです。

 社協では、「思いやりのこころを育てる」ことを目的とした福祉教育出前講座として小学校、中学校等を中心に、要請に応じた各種体験や交流活動を毎年行っています。
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 プログラムには車いす、アイマスク、点字、手話等の体験の他、昔遊びを通じた高齢者との交流や当事者による講話などがあり、依頼者のご希望に添う形で地域のみなさんのご協力をいただきながら実施しています。

  なかでも手話などの技能、特技を活かした指導や、各種体験が安全かつスムーズにすすむよう声掛けや見守りをしてくださる『サポーター』のみなさんは、毎回お忙しい中でも快く応じてくださいます。


 アイマスクの贈り主は、目の不自由な方の気持ちや介助の仕方を考えるアイマスク体験等で、協力くださっているサポーターのT・Hさんでした。

 体験に使っていたアイマスクは年数の経過とともにゴムが伸びているものもあり、少々くたびれ気味だったのです。それをT・Hさんが新しいゴムに付け替え、新品同様によみがえらせてくださったことに感激していた矢先、今度はピカピカのアイマスクが届いたのです。市販品と見まちがう程の素晴らしい出来映えに居合わせた職員一同感嘆しきりでした。

 新しいアイマスクのお披露目となった体験では、子ども達から 「ミニオンだ。かっこいい。」 との声があがり、サポーターさんの手作りであることを告げると 「えーっ。すごーい。」 と大きな歓声と拍手が沸き起こりました。

 車いす体験では、二人一組で車いすに乗る人、介助する人に分かれ体験するためクラスの人数に合わせ多いときは15〜16台の車いすを一度に使用します。

 そのため社協では神栖本所、波崎支所を併せかなりの台数を所有しているのですが、その車いすのメンテナンスを担当してくださっていたのが、使わなくなった車いすを修理し、海外や被災地に贈る『空飛ぶ車いす』の活動をしていたボランティアのみなさんです。年に1回程、工具持参で集まり、エアバルブの虫の交換や不具合の調整をし、最後はピカピカに磨き上げてくださいました。そのおかげで体験をはじめ、ケガ、通院などの急な車いすの貸出にも支障なく対応できています。

 また、昔遊びを通じた高齢者との交流の希望があれば、まずは小学校区のシニアクラブの会長さんを通じ会員の皆様にご協力をお願いしています。ときにはその学校の60年以上前の卒業生という大先輩もいるなか、昔とった杵柄でメンコ、お手玉など、シニアのみなさんも童心に返り子ども達とのふれあいのひとときを大いに盛り上げていただいています。

 昨年度、福祉教育出前講座は47回実施、延べ体験者数は1944名、延べ協力者数は228名でした。いろいろとお世話になり本当にありがとうございました。このように出前講座ひとつとっても、社協は地域の方々の思いや、ご支援、ご協力によって支えられていることを強く実感しています。みなさんとのつながりに心から感謝しながら、今後も地域福祉推進のための新たなつながりの枝葉を広げていきたいと思います。


                     < 支所地域福祉推進センター S >
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