《報告》第234回地域ネットワーク勉強会を開催しました

IMG_1002-3.jpg ◆日 時◆
 平成29年7月27日(木)
  午後7時〜午後9時

◆テーマ◆
 ニート・ひきこもり等への社会参加支援の取り組み
 〜相談支援と居場所・就労支援の活動から〜

◆講 師◆
根本久子 氏
【いばらき若者サポートステーション 総括コーディネーター】

佐藤節子 氏 ・ 小原夕子 氏
【障がい者就労支援センター コンパス】

◆参加者◆
 34名

 今回の勉強会では、ニート・ひきこもり等の方へ、就労や社会参加の支援を行っている2つの事業所のスタッフをお招きし、取り組みについてお話を頂きました。

 「いばらき若者サポートステーション」は、働くことに悩みを抱えている15歳から39歳の若者を支援しています。
 就職へのステップとして、まず最初にその人の課題・問題点を洗い出し、個別に支援計画を作成します。「基礎講座」では、コミュニケーション講座やパソコン講座など各種セミナーを通じて基礎力を形成し、自信をつけていきます。「職場見学・体験」では、様々な職場の空気感を肌で感じ、自分にできるか等確かめミスマッチをなくしていきます。「就職準備」では応募書類の作成・模擬面接など、求人に応募するための準備をしていきます。就職に至までには「小さな成功体験の積み重ねを繰り返す」ということが必要であることを伝えていただきました。



IMG_1044-3.jpg  「障がい者就労支援センター コンパス」は神栖市内で障害者の就労支援事業を展開する傍ら、ニート・ひきこもりについての相談に応じています。相談の中でみえてきたこととして、ニート・ひきこもりへの行政における支援体制の弱さ。国・市町村での取り組みがバラバラで支援体制を構築していくことが必要と強く感じています。

 コンパスでは社会参加のきっかけとなる居場所支援の活動も実践しています。事業内容は、弁当づくり、農園での作業、内職、創作活動、市役所やイベントでの出前販売など。各種作業を通じ工賃を得ていくことで、就労への意識を徐々に高め、1人でも多くの方が「一般企業」等に就職できるようスタッフ全員で目指しています。

 今回2つの事業所から自立へとつながった事例を踏まえながら、実践してきた活動を伝えてもらいました。様々な支援をしていく中で、何よりも大切な事は「本人の自立への意欲」であることを学ぶことができました。
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