《報告》第228回地域ネットワーク勉強会を開催しました

IMG_0560.JPG  ◆日 時:平成29年1月26日(木)
         午後7時〜午後9時

 ◆テーマ:精神障害者の就労支援につながる日常生活支援

 ◆講 師:有澤英之氏
  【社会福祉法人明清会ほびき園(精神保健福祉士・社会福祉士)】 
       
 ◆参加者:27名

 今回の勉強会では、ほびき園の生活支援員 有澤英之さんより、日常生活に必要な対人関係や家事などのスキルを身につけるための支援についてお話をいただきました。

 ほびき園では、病院から退院したばかりで在宅生活に不安がある方などを対象に生活訓練や就労支援、施設入所、グループホームといった取り組みを行っています。

 
 茨城県内では就労支援事業所が増加傾向にあります。本人が自分に合った事業所を選択できる環境ができたことで外出する機会となったり、就労にチャレンジするきっかけとなったりとメリットが多くあると考えられますが、事業所の利用や仕事に就くだけでなく、その後、調子を崩さずに継続していくことがとても大切です。

 そのため、健康管理や掃除、調理といった家事、対人関係など生活の基盤を整えることことが重要となります。
 
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 「“日々の生活を振り返る”→“新たな気づきや目標を発見する”→“成功体験を得る”といったことを継続することで対象者は、社会生活に必要なスキルを身につけることができます。支援者は、その方の達成感や自尊心を高められるよう、同じ歩幅に合わせながら関わっていきます。

 実際に就労継続支援A型事業所や一般就労へ進み、調子を崩さず精力的に取り組んでいる方がたくさんいます。」とこれまでの支援をもとに伝えて頂きました。

※就労支援事業所とは
 生産活動や職場体験などの機会の提供を通じた就労に必要な知識や能力の向上のために必要な訓練、就労に関する相談や支援を行う事業所。

※就労継続支援A型とは
 企業等に就労することが困難な障害のある方に対して、雇用契約に基づく生産活動の機会の提供、知識および能力の向上のために必要な訓練などを行います。


<ほびき園の概要>
・名  称 社会福祉法人 明清会 ほびき園
・所在地 かすみがうら市
・事  業 相談支援事業・地域活動支援センター、自立訓練(生活訓練)、施設入所支援、短期入所、
就労移行支援、就労継続支援B型

<ほびき園での支援>(一部紹介)
●社会生活力プログラム
<生活の基礎を作る>
健康・服薬管理、食生活、生活リズム、安全・危機管理
<自分の生活を作る>
金銭管理、掃除・整理、買い物、身だしなみ
<自分の理解とコミュニケーション>
病気・障害の理解、外出・余暇活動、地域生活・社会参加
<自分の権利をいかす>
障害福祉サービス、権利擁護
上記のテーマに沿って、グループワークを実施。

●作業訓練
軽作業、農作業が中心。農作業では、主にイチゴの栽培、加工を行っています。
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