《報告》第222回地域ネットワーク勉強会を開催しました

h28.07.21.JPG  ◆日 時:平成28年7月21日(木)
       午後1時30分〜午後3時30分

 ◆テーマ:「障害者の就労支援のポイントと職業評価」

 ◆講 師:石井賢治氏
    (茨城障害者職業センター 主任障害者職業カウンセラー)

 ◆参加者:8名

 茨城障害者職業センターでは障害のある方の就職に向けての相談をはじめ、個々人の特性に応じた課題の解決策や能力を最大限発揮できる手立てを一緒に考えるための職業評価を実施しています。
 障害がある方は生活習慣や家族等の協力体制など、様々な環境要因が仕事や行動に影響を与えていることが多々あるため、広範囲な情報収集が重要です。
 「対象者が充実した職業生活を送れるようになることが最大の支援目標となります。そのために対象者の現状を正しく捉え、必要な支援を構築していく基礎資料が職業評価です。感覚や印象ではなく、具体的な行動で本人の作業能力を把握すること、得意・不得意以外にも確実にやれることや安定的にこなせることなどの‘セールスポイント’を探り、本人にフィードバックしながら自己決定につなげることが大切です。」と、就労支援のポイントとアセスメント(評価)の考え方をセンターで実際に使用しているツールの紹介と体験を交えて伝えて頂きました。

☆基礎的作業能力における行動観察する際のポイント
■指示理解力
 1.どの程度の指示で理解できるか(一般的な説明、具体的な言葉、やり方を見せる、手添えする)
 2.理解したことが保持できるか。修正は可能か。(修正に時間がかかる場合がある)
■作業遂行能力
 1.作業量の変化(はじめから手早くできる、徐々に増加する、ムラはないか)
 2.左右の手の使い分け、補助手が効果的に使えるか。
 3.自分なりに作業しやすい身体の位置を工夫できるか。
 4.作業ぶりが丁寧か雑か、必要以上に丁寧すぎたりしないか。
 5.道具の扱いはどうか。
■作業態度
 1.どのような仕事に興味があるか。
 2.よそ見をするか、よそ見の対象や時期はどうか。
 3.注意力、集中力はどうか。
 4.作業説明を受けたとき、分かったかどうかの返事や、分からないときの質問ができるか。
 5.安全への意識ができるか。
■コミュニケーション・認知
 1.コミュニケーションスキルの獲得状況
 2.コミュニケーションのパターン
 3.ストレスがかかる場合はどのようなときか。対処法はあるか。
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