★社協職員レポート 「ボランティアさんいってらっしゃい」
〜常総市災害ボランティアセンター運営支援に参加して〜

 常総市災害ボランティアセンターは、9月13日の開設以来、常総市社協ほか茨城県内外の社協やNPOからの派遣協力のもと、現在も毎日70名程度のスタッフで運営されています。神栖市社協では9月29日より職員を交替で現地へ派遣し、センター運営のお手伝いをしています。

bus.jpg  センターの組織は大きく「総務班」「相談受付・ニーズ班」「地域担当班」「ボランティア受付班」「ボランティア活動マッチング(調整)班」「資機材班」「車両班」「参加者・活動用車両の誘導班」の8班で構成され、活動要望の多いエリアには別に「サテライト(出張所)」が置かれています。
 私は10月14日(水)から16日(金)までの3日間参加させてもらい、現地では「車両班」の一員として活動してきました。


 車両班の仕事は、受付・オリエンテーションを終えたボランティアさんが、活動現場へ移動する際の「足」の支援です。
 活動要望の多い地域では多くの人手を必要とするためマイクロバスと、バスを運転するボランティアの調整、個人宅には少人数で動きやすいワゴン車を配車します。その他、活動に必要なスコップ、土嚢袋、一輪車、清掃用具等を運搬する軽トラックなど、広範囲にわたる被災地でのボランティア活動には「車」が欠かせません。センターにはリース車両や他社協から一時的に借り受けた公用車など全部で30台以上が配備されていました。

 車両班の仕事が忙しくなるのは、朝、ボランティアさん達を活動先へ移送する時と、夕方のセンター帰着時です。また、朝の配車時は活動先と乗車人数(特にバス。乗り遅れを防ぐため)についてマッチング班と、帰着前には移送先での活動終了予定時刻(お迎えに行く時間)について現地の地域担当班と、密に情報のやりとりをし、借用車両については返却期限などについて総務班に確認するなど、班同士の横の連携が大変重要となります。社協マンはどこにいても「連携」抜きには務まらないな・・と、改めて実感しました。

 もうひとつ、車両班の重要な役割は、活動に向かうボランティアさん一人ひとりに「いってらっしゃい!」と元気に声かけし、見送ることです。私が派遣された期間中も毎日、茨城県内外から多くのボランティアさんが、私たちの前を通って出発していきました。車両班スタッフがボランティアさんと言葉を交わせる数少ない機会だったので、あいさつの徹底だけは3日間心がけました。もちろん夕方には「お帰りなさい!お疲れさまでした。」です。
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 センター開設から1ヶ月が経過し、寄せられるニーズ件数も以前と比べれば減少してきたとはいえ、地域によってはまだボランティアによる支援が必要なところがあるように感じます。
 災害ボランティアセンターの動きも、「寄せられるニーズへの対応」に加え「まだ埋もれているニーズを発掘して個別に応えていく」手法が検討され、10月15日からはニーズ発掘を専従で行う「訪問班」が新たに立ち上がりました。
 今後、センターの体制も少しずつ変わってくると思いますが、市民生活に寄り添った支援がより細かく進められるよう、神栖市社協として役に立てることがあれば協力していきたいと思います。

      <在宅福祉サービスセンター S>
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