★社協職員レポート「CSWの1日」

 私の所属する地域福祉推進センターの1日は前日に寄せられた相談の報告からスタートします。続いて各相談員の本日の行動予定を確認するのですが、その相談業務の最前線に立つM相談員のある1日をレポートします。

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▲デイサービスのぞみで咲く
 M相談員も他の相談員同様に幅広い業務を受け持っています。ある時は、障がい者地域生活支援センターの相談支援専門員、またある時は、ネットワーク勉強会の企画員、そして本日最初の動きだしは、地域密着型の相談員「CSW=コミュニティソーシャルワーカー」として事務所を出発して行きました。


 CSWとは、積極的に地域に出向き、地域の課題に気づき、地域に働きかけを行い、住民の主体的な活動をバックアップしつつ、制度や福祉サービスにつなぐ役割を担う専門職です。CSWの活動は、平成27年度を計画初年度とする、神栖市社協 第4次地域福祉活動計画で地域福祉推進システムの構築にむけて新たに掲げた重点事業の一つです。
 さて、この日のCSWの訪問先は・・・、地域のわくわくサロン。 

 サロンとは、家に閉じこもりがちになっている地域の高齢者や障害者、子育て中の親子などが身近な公民館やコミュニティセンターなどに集まって、食事をしたり、お茶を飲んだり、気軽に楽しい時間を過ごし、地域の皆さんが心をつないでいける活動です。

 神栖市社協では、サロンを立ち上げたい方々の「思い」を「活動」につなげられるよう、取り組みへの調整や側面的な支援を行っています。
 訪問したサロンでは、新たに自宅を開放して実施するスタイルを考案中、本格始動にむけてのお試しの会が催されていました。すでに活動経験のあるメンバーの皆さん、サロンを楽しみ、そして楽しんでもらう「思い」や「アイデア」が次々にあふれてきます。

 「気楽にみんなが楽しむには肩肘はらずいきましょう」
 「しかしこの手料理いい味だねー」
 「長続きのためには、ゆるやかなルールも少しは必要だわね」
 「いやー居心地が良くて有りがたい」・・・

 目指せ地域のお茶の間サロン!!『楽しむ』が地域の機動力だと実感したCSW。

 サロンから戻ってきたCSWの机には、今朝、相談中の申し送りのあった地域の民生委員さんからの電話連絡のメモ。
 早速連絡を取ると、民生委員さんが気がかりであった世帯(高齢者の母と精神疾患のある娘さんの2人住まいのお宅)の方が、民生委員と一緒であれば、福祉相談員の話を聞いてみてもいいと言ってくれた。
訪問の日取りを民生委員さんと調整するCSW。

 「信頼関係のある民生委員さんが幾度も足を運び、困りごとがあったら相談する   場所があることの橋渡しをしてくれた」
 「困りごとを抱えた人自身が相談の声を上げられるとは限らない」
 「誰かが見守ってくれている安心」

 そんなCSWの「思い」が私には伝わってくる。電話が終わる。CSWの明日の訪問先が決まったようだ。

 ところで、私の本日の行動予定の一つでもあったこのレポートであるが「CSW=コミュニティソーシャルワーカー」活動の「見える化」への小さな後押しになっただろうか。
 別の相談員が汗を拭きながら帰ってきた。地域福祉推進センター相談員たちの一日は続きます。

  <地域福祉推進センター A>
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