★社協職員レポート
社協の子育て支援 「ことばと発達の相談室」

shingakki_sekigae-2.jpg  もうすぐ桜が咲く春の入園・入学シーズンを迎えます。子ども達も、新しい先生やお友達との出会いに小さな胸をときめかせたり、不安に感じたりすることがあると思います。子育てをしているなかで、幼稚園や小学校に入る時期などに、ことばの発音や鏡文字、お友達との関係など不安を感じた経験をされた方も多いのではないでしょうか。
 神栖市社協の子育て支援に関わる取り組みとして、市ファミリーサポートセンターの運営、市知的障がい児放課後支援の運営、放課後等デイサービス、ことばと発達の相談室などがあります。
 今回は「ことばと発達の相談室」事業についてご紹介します。
 


 この事業に取り組むきっかけは、昭和63年に、神栖町社協が知的障がい児を対象とした調査を実施し、その中で“ことばについて指導してくれる場所がほしい”という声でした。この地域には、ことばや発達について相談できる専門機関が無かったため、遠方より言語聴覚士に協力をいただき、平成元年10月に『 ことばと発達の相談室 』事業をスタートすることができました。
 毎年、秋の就学時健診の時期が来ると、社協の事務所に「来年小学校に入学するのですが、ちょっとことばが心配なので・・・」という相談が増えます。「ことばが遅い・上手に発音できない・落ち着きがない・他の子とうまく遊べない・耳の聞こえが悪いのでは?」などの課題や心配を解決するために、言語聴覚士(※)の先生のご指導により、コミュニケーションの取り方や、言語を増やす訓練、お母さんへのアドバイス等を行っています。相談室の開催状況(H26年4月〜H27年1月)は開催回数40回、166名の方が相談を受けられました。


  ※言語聴覚士とは(Speech Language Hearing Therapist)
   ことばによるコミュニケーションには言語、聴覚、発声・発音、認知などの各機能が
   関係していますが、脳血管障害や交通事故、発達上の問題などでこのような機能
   に問題がある方に、専門的サービスを提供し、自分らしい生活が構築できるよう支
   援する専門家です。


親御さんが相談にみえた際に、子育ての様子をお聞きしてみると、若いお母さんやお父さんがしっかりと協力し、子育てに奮闘している様子が伝わってきます。相談の初回に心配そうな顔で窓口に来たお母さんが、相談後に笑顔で親子で手をつないで帰る姿を見送るとき、『ことばと発達の相談室』の必要性を実感します。


【ことばと発達の相談室のご案内】
 ・ 事前予約制(相談時間 11:00〜18:30 (1人1時間程度)で、毎週金曜日に開催
                        【波崎地域 第1.3金曜日、神栖地域第2.4金曜日】
 ・ 教材費として1回500円の負担をしていただきます。

◇ 相談の予約は随時お受けしていますのでお気軽にお問い合わせ下さい。
   神栖市社会福祉協議会 神栖本所 0299−93−0294 (担当 馬場)
                    波崎支所 0479−48−0294 (担当 横田)


                                〈支所地域福祉推進センター Y〉               
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