★社協職員レポート
 〜市民活動の応援「わくわくサロン」〜


 『わくわくサロン』は、家に閉じこもりがちな地域の高齢者や障害者、子育て中の親子などが身近な場所に集まって気軽に楽しい時間を過ごす活動です。現在、地域のボランティアが主体となり市内15箇所でサロン活動が行われています。

 
 
  新しくサロンを立ち上げる時に、社協職員も今までのサロン活動支援のノウハウを活かして市民活動の支援という形で参加させていただいています。
 
 
 社会資源である地域のボランティア、民生委員、行政委員などをつなぎ、地元の皆さんにサロン活動にご理解、ご協力をいただくこと、またサロンの場所の確保や、社協広報紙を活用したサロン活動のPRを支援させていただいています。

 神栖市社協が、地域の皆さんと一緒に「わくわくサロン」を広げる取り組みを始めたのは、平成7年5月のことでした。モデルサロンを1箇所つくり、ボランティアの皆さんの協力を得て試行錯誤しながら運営しました。そして平成10年4月から、そのノウハウを生かし、社協職員が地域の中へ飛び出し「サロンの種まき活動」を始めました。地域のボランティア、民生委員、行政委員など、たくさんの皆さんのご協力により、地域の公民館や児童館を会場として月1回開催するサロンが次々と立ち上がりました。teetime.jpg
  「笑うかどには福来る」ですね



 そんな頃、社協にボランティアのMさんからのお電話で「近所のSさんとその娘さんが自宅を開放してサロンを開きたいのだけれど、そんなことはできますか?」という相談をいただきました。Sさんは高齢で外出が難しくサロンに行くことはできないけれど、自宅をサロンの場所しとて利用してもらえばSさんも参加できるから、という声をかけていただき自宅開放型のサロンも始まりました。


 当時は介護保険制度もなく、在宅で利用できる福祉サービスの種類や量も少なく、介護が必要となった多くの方が自宅で家族介護を受けられていました。社協職員は地域の民生委員さんに同行していただいて、一人暮らし高齢者や在宅で介護を受けている方を訪問し、高齢者の生活の不安や介護の貴重なお話を聞かせていただきました。高齢になると車やバイク、そして自転車にも乗ることができなくなり、外出する機会が減り、自宅にこもりがちになり足腰が弱くなり歩けなくなる、というお話を聞きました。誰もが必ず通る道ですから、高齢者のため居場所作りと、外出して社会の風と触れる場所として『わくわくサロン』を地域にたくさん広めたいと思いました。
そして平成17年の二町合併を機に、波崎地域にも「わくわくサロン」の輪が広がっています。 


 最後に、サロンボランティアのMさんの、長い時を経たサロンへの想いをご紹介させていただきます。
「サロンは今年16年周年を迎え、他界された方々が人生の最後の実りのときを、サロンで楽しんでいただけたとすれば本当に嬉しいことです。参加された一人ひとりのかもし出される何ともいえない味わいが、それはそれは魅力的で、それが溶けあってつくられたサロンでした。サロンのお仲間が大勢天国におられることを思いますと、旅立ちの日がウキウキするように思われます。『死』に対する思いの変化、深まりといえるでしょうか。“人間っていいな”と思えるようなサロンであれば・・・と願っています。私自身サロンを心から楽しんでおります。そして人生の喜びについて学ばせていただいております。いい友達に恵まれて幸せです。」

 
 平成26年も楽しい♪サロンが続きますよう、今後とも地域の皆様のご協力よろしくお願い致します。

                                           支所地域福祉推進センター Y

 

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