★社協職員レポート
 〜 福祉車輌貸出サービス〜

 今回は、社協が実施する福祉車輌貸出サービスについてレポートさせて頂きます。
 この事業は、平成12年からスロープタイプ(マツダデミオ)の車輌購入と市民の方から寄贈された電動リフト付き車輌(トヨタライトエース※平成16年度まで使用)、ストレッチャー対応型(ニッサンキャラバン※平成20年度まで使用)の3台で始まりました。現在は、スロープタイプ4台(ニッサンキューブ2台、マツダデミオ、ホンダフリード)、助手席スライドタイプ1台(トヨタウィッシュ)、スロープタイプ及び助手席スライドタイプ1台(ニッサンセレナ)の計6台(神栖4台、波崎2台)があります。貸出件数は、年間100件を超えるまでになり、少しづつ知名度も広がっています。
 ※詳しい申込み手順については コチラ → 低床カー及びリフト付き車輌貸出事業

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  平成12年式のマツダデミオ        平成16年式のトヨタウィッシュ

 事業開始当時、神栖(旧神栖町地域)では、高齢者や障がい者の交通手段がほとんどなく移動手段の確保が課題でもありました。社協では、平成7年度から寝たきりの方を対象とした「移送サービス※平成17年度終了」をはじめ、平成12年度には、定年退職された市内の男性が中心となって、「移送ボランティア」が活動を始めました。(※現在は別の活動中)

 そして、事業の継続と共に、市民や市内の団体から「福祉車輌」や「福祉車輌購入のための寄付金」という大きな気持ちも寄せられました。
これまでに寄贈いただいた福祉車輌
 平成13年 「使っていた車を買い換えるので、活用できるのであれば」と市民から福祉車輌
         トヨタタウンエース(※平成19年度まで使用)が寄贈
 平成16年 「福祉車輌購入のために使って下さい」と市民より寄せられた寄付金で
         ニッサンキューブを購入
 平成17年 「福祉車輌の貸出に使って下さい」と市内の団体よりニッサンキューブが寄贈
 平成21年 「使わなくなった車を福祉車輌貸出で活用していただきたい」と市民から
         ホンダフリードが寄贈
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 寄付金で購入したニッサンキューブ   寄贈していただいたホンダフリード

 平成12年頃の福祉車輌の種類としては、福祉施設で送迎などに使う電動リフトタイプが多く、一般的に個人が所有するスロープタイプの車輌は、見かける機会もあまりありませんでした。また、キューブを購入する際には、まだメーカーでは、改造費を含めた福祉車輌の販売価格が決まっておらず、営業の方から「購入が日本で一番早いんじゃないかなー」といわれながらも、本社と掛け合っていただいたこともありました。近年は、福祉車輌の認知度もあがり、種類や用途も多様化してきました。

 昨年、福祉車輌の貸出理由で一番多かったのは、病院への通院(93件)です。福祉車輌は、車いすのままで乗ることが出来るので、いままで自分の車(普通車輌)で通院していた方は、車いすから乗用車の座席に乗り移るということがなくなり「体が楽になった」「使ってよかった」と。そのほかにも「いやー助かりました。リフトの操作も簡単でよかったよ」「こういうのがあったんだね。もっと早くに知っていればね」という感想も寄せられました。
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 寄贈していただいたニッサンキューブ   平成19年式ニッサンセレナ

 現在、市内の交通手段は、デマンド・介護をはじめとしたタクシー、路線バスなどがあり、幅広く市民の皆さんに利用されています。しかし、高齢者や障がい者、車いす利用者で外出が困難な方の出かける手段は多くありません。この福祉車輌貸出で、少しでもお役に立つことが出来れば何よりです。また、外出先や病院で車を見かけ、利用してみたいとお考えの方は、ご連絡をお待ちしています。
 なお、この事業は、皆様からいただく社協会費によって支えられています。
               地域福祉推進センター  O


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