《報告》第136回地域ネットワーク勉強会/
第4期発達障害療育者フォローアップ研修会を開催しました
平成21年2月21日(土)午後1時30分〜午後4時 参加者118名
テーマ 『障害があること、育つこと −障害児支援の立場から−』
講師 竹之内章代氏 (東海大学健康科学部社会福祉学科講師/茨城県社会福祉士会会長/NPO法人スペース空理事長)
竹ノ内章代氏の講演は、支援者が持つべき視点と考え方について、『その子がその子らしく育っていくために“今、支援しなければならないのか、時間をかけて見守るべきか”成長の連続線上を考えながら関わることが必要です』と、障害に捉われない「当たり前のことを当たり前に関わる大切さ」を、現場での豊富な経験とエピソードを交えて分かりやすく伝えて下さいました。 |
竹之内氏の丁寧で優しい語り口調に「具体的でとてもわかりやすかった」「夢中になってお話を聞きました」と、参加した皆さんも充実した時間となったようです。
| 〜今回のキーセンテンス〜 ★「問題行動」とは、誰にとっての「問題」なのか。 ・・・支援者側に都合の悪いことを「問題」として扱っていませんか? 関わり方に問題があるにも関わらず、その子の「障害」のせいにしていませんか。 ★問題行動はその子のメッセージです。 …何をしたいのか、何が嫌なのかなど、その子らしさを見つけ出す関わりのチャンスです。 ★「特別」という名の差別になっていませんか。 ・・・別室での囲い込みをすることが「特別」ではありません。 |
| 今回は昨年11月から12月にかけて行われた第4期発達障害療育者研修(夜間講座・全5回)の修了生の方々へ、社会福祉協議会保立会長より修了証と記念品の授与が行われました。 第4期研修の修了生(全日程参加者)は45名! 第1期からの修了生は計139名となりました。 この発達障害療育者研修は今年で4期目となりますが、今回当初の定員30名を超える多数の方の参加希望があり、発達障害への関心の高さと、障害について学べる場のニーズの高さが改めて確認されました。 神栖社協では今後もフォローアップ研修会を継続的に開催し、学びを深めたり、支援者同士のネットワーク作りを支援していきます。 |
〜第4期研修会の様子〜
グループワークでは活発な意見 交換が行われました | 「感覚統合療法」に関する専門 知識も学ぶことができました |
公開講座では毎回多くの方の
参加がありました
☆参加者アンケートより☆ 回収率82%
<参加者内訳>
当事者家族・・・17名 行政関係・・・2名
幼稚園教諭・・・6名 医療関係・・・4名
保育士・・・19名 福祉関係・・・11名
小・中学校教諭・・・8名 その他・・・11名
学校関係者・・・16名
<講演会の満足度> <講演会の内容理解>
大変良い・・・63% 大変良い・・・59%
良い・・・34% 良い・・・35%
普通・・・3% 普通・・・6%
<講演会の感想> ※抜粋
・障害を学べば学ぶほど、障害ばかりに目が向いていたのではと反省しました。まず自分が変わること、もっとその子の目線に立つことに気づくことができました。(保育士)
・自分のことでいっぱいになり過ぎている自分がいたので、もっと余裕を持って子どもの目線に立てる保育者になれるよう変わっていきたいと思い直しました。(幼稚園教諭)
・問題行動は、誰にとっての?と常に考えたい。(保育士)
・親のペースではなく、子どもの気持ちに寄り添いながらひとつひとつゆっくり確実に力にしていけるよう、ゆとりを持って頑張っていこうと思いました。(当事者家族)
・子ども達との時間が長くなればなるほど、できないことが目につき注意することが増えていることに、お話を聞いていて反省させられました。少し一歩引いて、子ども達のできること探しをやりたいと思います。(学校関係者)
・療育の現場で問題行動と向かい合ったとき、相手の立場や目線で考えられているか、その子と同じ考えをどう持てるか、その子の文章、文脈で考えて対応できるか・・・日々の療育の中で再確認していきたい。(福祉関係者)
・子育てを一生懸命するのも良いのですが、私の場合はガチガチになっていたようなので、少し気を楽にして子育てをしていきたいと思います。(当事者家族)
・実際の経験談を聞き、少し考え方や目の向け方を変えるだけで、とても良い環境・関係ができるんですね…なんだか明日からもっと楽しくなりそうです!! (保育士)
